5月28日(日)、茂原市民センターにおいて、5月例会「写経と茶道を通じて日本道を知る」を開催いたしました。
本年度、日本青年会議所 の 掲げるテーマの一つに“日本道（にっぽんどう）”という言葉がございます。日本には古来より、武士道を初め、武道（剣道・柔道・弓道・空手道等）や芸道（茶道・華道・書道・日本舞踊等）というように、“道”と名の付くものがいくつも存在いたします。

これらは総じて一つの物事を通じて生き様や真理の追究を体現し、自己の精神の修練を行う事です。ただのスポーツ競技や芸術の名前ではなく、人の生き方に精通しており、この“道”という概念は外国語では一語で訳しきれない言葉です。
そしてこれらの考え方は我々日本人の進むべき道であり、我々は「日本道」と呼んでいます。今回の例会はメンバーを対象に、古来より日本に存在する写経と茶道という二つの道を通して、改めて自分の日本道を確立していただきたく開催いたしました。

写経と茶道、全く分野の違う芸道でありながら、そこには共通する、“静かな時間”が流れていて、参加したメンバーは、普段あまり体験することにないその静かな時間の中で、各々に心の中で感じる事や気づきがあった、大変有意義な時間を過ごす事ができました。